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簡単チラシ作成ポイント 



チラシ作成するとなるとやはりデザインが重要となります。

しかし「デザインなんて難しい」「美大やデザイン学校出てないと無理」

「パソコンソフトが使えないと無理」「絵が描けない」云々と思っていませんか?

しかし絵が描けなくてもパソコンソフトが使えなくても大丈夫!

作り方をしっかりマスターすれば誰でも作れるようになります。


このブログでは作り方の手順とポイント、レイアウトを伝えていきたいと思います。

整体院向けのチラシデザインでの説明となりますが他の業種でも通用しますので是非ご覧ください。


  • チラシの重要性

商品やサービスを知ってもらうためや、集客、宣伝方法として最も効率的なツールはチラシ、デジタル化してペーパーレス化してる現在でも紙媒体であるチラシは現在でも有効且つ貴重な情報源です。

WebサイトやSNSを活用するのも重要なのですが、スルーされてしまうのが殆どです。

それと様々な事情でネットを使えない人やシニア世代、新聞購読をしている世帯には

チラシ、広告が最もPRしやすいし、宣伝できるようになります。


  • チラシ作成前に準備する事


先ずは自院の棚卸しから始める事が大切です。

他院にはない強み、特徴を出すのが数ある院の中で自院にしかない物を

PRする事が重要だと思います。

次にターゲット層、特化した施術を絞り込む事が重要。

年配の方か、体育会系の学生か一般の方かアスリートとかで明確にする方が

相手にもわかりやすくなり、来院しやすくなり集客にも繋がっていきます。

写真を活用して可視化して安心感を与える事もポイントです。


ただし、「こうすれば、治る」と言った表現や適応症、施術中の写真、

施術料金を載せたりするのは違反広告となるので要注意が必要です。


次に他院をリサーチする事が重要となります。

幾つか来院して何を強みにしてるかリサーチするのも大切です。


  • 作り方の具体的な手順 


最初は手順を知ることが重要。

手順をしっかり確認し、1段階ずつ確実に進めていきましょう。


①企画する。


目的とターゲット層を確認して、盛り込む情報を整理。

ノートで手描きした方がイメージが湧きやすいのでオススメ!


5W1H

5W1Hでターゲット層を確認をすることも大切です。

曖昧な状態で作成を進めると全てがチグハグしたチラシになってしまうからです。


When:いつ」 時期 

「Where:どこで」当院のエリア

「Who:だれが」ターゲットとなる患者(年配の方か学生か、一般の方か)

「What:何を」当院の強みのPR

「Why:なぜ」主に身体の不調の治療。

「How:どのように」他院との比較検討。




②チラシ作成に必要な素材や文章を準備。


文章

テキスト・文章は最初にノートに情報をまとめてWordか

テキストエディットで事前に入力すると作業は効率的。


写真・イラスト

写真はデジカメまたはスマホから撮影して保存、イラストがあるのなら

スキャンしてjpgはPDF化してUSBメモリーに保存します。

どうしても準備できない場合はフリー素材のサイト(主にACワークス)

からダウンロード可能。


パソコンソフト

主にAdobe Illustratorのソフトを使用します。

Word、PowerPointといったビジネスソフトを使用しても制作可能。


全て手描きの場合はノートかスケッチブック、画用紙、鉛筆、マーカー、蛍光ペン等。


③チラシ作成を開始。


全てが揃ったらいよいよ制作に入ります。

内容を明確に伝えるためには「視認性」や自然な流れで読ませる事を意識した

レイアウトに仕上げることが大切です。

パソコンを操作する前に先ずは手描きでイメージをまとめていきましょう。


レイアウト4原則

レイアウトには4つの基本原則があり、見やすさ、インパクトを残すには重要な要素です。

・近接 

 内容の関係性の強い要素は近づけて配置してひとまとまりにする。

・整列 

 縦や横の文字、線を揃える。

 位置が揃ってないと文字が読みづらいし、デザインそのものが乱れた印象になり

 読み手が疲れてしまい、見てもらえなくなる。

・反復

 同じフォントを使うことによってデザインに統一感が出ます。

 全く違う要素を使用すると、まとまりがなくなりゴチャゴチャしてしまいます。

・対比

 文字の位置やサイズ、フォント、図の大きさを工夫すること、要するにメリハリを

 つける事、文字の強弱をつける事です。


どうしても自信がない場合にはテンプレートをダウンロードするのも一つの手です。

無料でダウンロードできるサイトもあるので試してみるのもありだと思います。

メジャー所では主にラクスルが良いと思います。


レイアウトテクニック

目線の動きを意識したレイアウトを心掛けましょう、

レイアウトは3分割するのが原則となります。

上は「キャッチコピー、タイトル」中は「写真またはイラスト」下は「説明、店舗情報」

という流れで制作していきます。

3分割した方がメリハリがついてまとめやすくなるし、読み手にも伝わり安くなります。


繰り返しになりますが、先ずはパソコンを操作する前に先ずはノートに手描きでイメージをまとめていきましょう。

次に視線の動きを意識したレイアウトを心がけましょう。

横書きの場合は「Z型」縦書きの場合は「N型」で目線が流れるように意識すると良い感じに仕上がっていきます。

これを意識しないで制作していくと、とんでもないデザインになってしまうので要注意。

④印刷。


10枚程度の小ロットでの印刷、または費用を抑えたい場合は自宅のプリンター、コンビニのコピー機でもいいと思います。その場合はデータをUSBメモリーにPDF保存しておいた方が良いです。(コンビニでは個人的にファミマがオススメ!)


100枚以上からの印刷は主にプリントパックラクスル がオススメ、ただそう言った所での注文の仕方がわからない場合はキンコーズアクセアと言った店舗の方が店員が丁寧に説明してくれるのでオススメです。


  • 番外編

ただ、それでもわからない、上手くできない場合はプロに依頼するのが一番です。

最近ではココナラ、ランサーズと言った比較的低価格なクラウドソーシングあります。

あるいは高価価格ですがデザイン会社とか、フリーランスに依頼するのも良いと思います。

簡単な比較をしてみたいと思います。


クラウドソーシング


こちらに関しては比較的安値で依頼できるのは良いことなのですが、ワーカーによって

個人のスキル、経験によるバラツキがあったり当たりはずれが激しいのが現状、

しかも打ち合わせは対面ではなく文章、オンラインでの打ち合わせだから顧客とデザイナーとの隔たりがあったりします。

ただ、全てのワーカーがというわけではないので、依頼前に気になった多数のワーカーに問い合わせてみた方が良いと思います。

最近はココナラだと公開依頼があるので何か依頼したければ公開してみるのもありです。


価格例 ココナラ基準 

名刺・ショップカード 約3,000~30,000円位

チラシ・フライヤー 約4,000~30,000円位

ポスターデザイン  約5,000~100,000円位

ロゴデザイン    約5,000~150,000円位 


デザイン会社


デザイン会社で依頼したい場合、デザイン料は会社によって様々、特に大手企業はかなりの高価となります。

しかし、デザイン会社はクリエイティブディレクター、イラストレーター、フォトグラファー、コピーライター、DTPオペレーター、DTPデザイナー、印刷オペレーター、梱包作業者による完全分業制だから高品質の品物が期待できます。


価格例 PRONIアイミツ 基準

名刺・ショップカード 8,000円から3万円前後

チラシ・フライヤー 4万円から12万円前後

ポスターデザイン 10万円から25万円前後

ロゴデザイン 10万円から30万円前後


フリーランス


フリーランスに依頼したい場合、こちらもデザイン会社と同様にランサーによって価格は様々となります。個人でやるので価格は割高になってしまう傾向にあります。

ジャンルに関してもデザイン会社は多種多様に対応出来るけど、フリーランスの場合は様々な業種に的を絞ってる傾向がかなりあります。


価格例 

名刺・ショップカード ¥35,000~ 

チラシ・フライヤー  ¥70,000~ 

ポスターデザイン  ¥120,000~

ロゴデザイン  約¥100,000~


デザインまとめ


チラシの重要性は商品やサービスを知ってもらうためや、集客、宣伝方法として最も効率的なツールであってネットが主流の現在でも貴重な情報源であります。


まず作成前に情報を整理して5W1HWhen:いつ」 「Where:どこで」「Who:だれが」「What:何を」「Why:なぜ」「How:どのように」を意識しながら先ずはノートにまとめ、その後に素材の準備をしてフォルダー内に写真用フォルダー、文章用フォルダーWordかテキストエディット、パソコンデータ用のフォルダーに分けて保存しておきましょう。


パソコンをいじくる前に先ずはノートでイメージを書いてデザインを7割決めておきましょう。

そうした方が制作もスムーズに進みます。


レイアウト4原則・近接・整列・反復・対比とレイアウトテクニック

上「キャッチコピー、タイトル」中「写真またはイラスト」下「説明、店舗情報」

視線の動きを意識したレイアウトを「Z型」「N型」基本中の基本なのでしっかりと押さえておきましょう。


以上の事を踏まえた上で作成していけばバランスの取れたデザインが出来るようになります。


かなり参考になる書籍も紹介します。

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